レンズ仕様でディオプター数値
レンズ度数の単位をディオプター(D)
ディオプター(D) は、レンズ焦点距離(メートル単位)の逆数、D=1/焦点距離mになります。ルーペの倍率に使われている
例えば、レンズ焦点距離500mm(0.5m) のレンズ場合は、1000÷500(レンズ焦点距離)=2Dとなります。
計算式は下記の様になります。
倍率=(250÷焦点距離)+1
倍率(約)=(ディオプター÷4)+1
焦点距離(約mm)=1000÷ディオプター
D(ディオプター)= 1000mm÷焦点距離mm
能力早見表について
この表はレンズ単体の数値、クローズアップレンズの場合、マスターレンズの能力いよって数値が変わってきます。
クローズアップ特徴として、最短撮影距離を短くする。ピントの範囲が限定的になる。
クローズアップレンズを選ぶ際に気にすべき点は、撮影対象の被写体にどれくらい接近して撮影できるか?
例えば、ウミウシ系なら直近、ハゼ系なら少し離れた場所。
ディオプター数値が上がれば撮影距離(焦点距離)が短くなり、撮影したい被写体の撮影可能な距離、被写体の大きさ、次は画面にどれくらいの大きさに撮影したいか?ウミウシの目だけ、ハゼの全身と背景?それともハゼの顔だけ?(近ければ、倍率が大きくなり。遠ければ、倍率が小さくなる。)
焦点距離(約mm) | 倍率(約) | ディオプター |
---|---|---|
66 | 4.8 | 15.0 |
71 | 4.5 | 14.0 |
77 | 4.3 | 13.0 |
83 | 4 | 12.0 |
91 | 3.8 | 11.0 |
100 | 3.5 | 10.0 |
111 | 3.3 | 9.00 |
125 | 3.0 | 8.00 |
143 | 2.8 | 7.00 |
167 | 2.5 | 6.00 |
200 | 2.3 | 5.00 |
250 | 2.0 | 4.00 |
333 | 1.8 | 3.00 |
500 | 1.5 | 2.00 |
1000 | 1.3 | 1.00 |