INON D-200 ストロボ
水中照射角度110°、ガイドナンバー20。
光学設計されたドームレンズを採用し、拡散板などで光量を減衰させずに水中照射角度110°を実現。軽量・コストパフォーマンスに優れた次世代スタンダードストロボ「D-200」を、『2018年9月8日(土)』に発売いたします。
INON D-200 ストロボの特徴
- ドームレンズ採用。
- 光量を減衰させずに水中照射角度110°を実現
- ガイドナンバー「20」。
前面発光部に緻密に計算されたドームレンズ(※1)を採用。イノン独自の『T型ツインフラッシュ』発光管との相乗効果により、高出力発光量をロスなく水中で広げ、水中照射角度円形110°を実現しました。
一般的に用いられている乳白の拡散板は、照射角度を広げるだけでなく、光量を減衰させてしまうほか、内部に熱をこもらせる欠点がありました。
一方ドームレンズは、空気・アクリル・水の屈折率を利用して光を広げます。高出力発光量のほぼ全てを前方に放射しながら 照射角を110°まで拡大。
前機種「D-2000」ストロボと比べ、明るさと水中照射角度がともに向上しています。
更に、D-200は大光量ストロボの問題点であった閃光時間の長さをクリア。発光開始からフルパワーまで、ごく短時間で到達します。
カメラの内蔵フラッシュのプリ発光や本発光を感知すると同時に、D-200ストロボも照射開始する方式とあいまって、1/1000の高速シャッタースピード時にも、ストロボ照射がシャッターにケラレることなく、フル発光まで出力できます。
(*1) 水中で照射角度を広げるドームレンズシステムについて、特許申請中です。
- カメラレンズへの不要な直射光を遮る「ストロボライトカッター」を標準装備
発光部前面に、ストロボ照射光を一部カットすることができる「ライトカッター」を標準装備。
ストロボ照射光がカメラレンズに直射することで生じるフレア・ゴースト現象や、ポート直近にストロボを配置させたり、被写体の側面からストロボを照射する際などに発生する撮影画像への浮遊物の写りこみを、大幅に軽減します。
「ライトカッター」は、360°自在に回転可能。適度なクリック感で操作性に優れ、撮影中でも簡単・快適に位置調整できます。
- 内部にこもる熱を水中へ逃がす放熱機構を搭載
光部周辺に、熱伝導率の高い金属の放熱環を装備。発光ごとにストロボ内部にこもる熱を、効率よく水中へ放出させることができます。
耐熱性能の向上により、大光量ストロボの課題であった熱の問題を解消しました。過熱で発光が停止するという不安もなく、撮影に集中できます。
- 明るさ220ルーメン、シャッター連動自動消灯フォーカスライト内蔵
カメラのオートフォーカス測距時の補助光として、シャッターレリーズと合わせて消灯、自動的に再点灯する、明るさ220ルーメンの「シャッター連動自動消灯フォーカスライト」を内蔵。
ライト発光部前面にフレネルレンズを搭載し、ライトとストロボの光軸とをほぼ合致させました。ストロボの光軸合わせ用、ターゲットライトとしての使い勝手を大幅に向上させています。