ナイトロックスのタンク
通常のダイビングで使う空気タンクは、空気を圧縮するので約 酸素21%、約窒素78%、その他1%の比率になっています。
ナイトロックスのタンクは、酸素32%、窒素68%の比率にタンクが良く使われています。その他にも、色々な酸素と窒素の比率であったりします。 Enriched Air Nitrox(略称EANx)で酸素32%ものを EANx 32を表記したりします。
なぜ、シニアダイバーにナイトロックスがおすすめ
シニアダイバーなると1日に2ダイブすると、ダイビング後、あ~!睡魔が!前は1日3ダイブで大丈夫だったけとな!ナイトロックスでダイビングすると違って感じる。(気持ち的ですが)
残留窒素が少ない
ナイトロックスのタンクでダイビングをすると酸素の比率の高い分、体に入る窒素比率が低くなる。空気のタンクとナイトロックスのタンクで40分のダイビングした場合、体内の窒素量がナイトロックス( EANx 32 の時)の方が12%少なくなります。
減圧症の危険度が少なくなる
体内の窒素量が少なくなれば減圧のリスクが下がります。減圧症は、体内窒素量が大きく関係しているからです。
無減圧潜水時間が長くなる
ナイトロックスは、空気よりも窒素の比率が少ないないので当然空気でダイビングするよりも減圧不要限界は長くなる。ぎりぎりまでダイビングしていると、当然、体への負担が大きくなる。空気で潜っている時と同じぐらいのダイブタイムして窒素量を少なくして体へのダメージを少なくする
ナイトロックスの注意点
ナイトロックスは酸素比率を上げているので、酸素中毒の危険があります。ナイトロックスでダイビングをしている時は水深30mまで。(酸素比率によって違ってきます)
体感的な感じ(個人的感覚で差があります。)
ダイビング中に酸素比率が高く、窒素比率の少ない、ナイトロックスで潜ると、ダイビングの後、疲労感が違い体の疲労感が少ないダイバーが多い。これは個人的な感覚なのです。
シニアダイバーの方は、この疲労感が少ない。この感じが重要な気がします。
現地サービスでナイトロックスの講習を開催してるダイビングサービスも多くあるのでファンダイビングの行ったときに講習を受講することも可能です。